Codexの使い方。最初に「フォルダの片付け」を1つ終わらせるまでの順番

「Codexの使い方」で検索すると、コマンドの一覧や設定ファイルの話が出てきます。この記事は、そこに行かなくていい人のための順番です。

2026年9月7日 公開 / 文系のためのCodex(LiK)

使い方の記事はたくさんあります。ただ、その多くは「もう開発をしている人」に向けて書かれています。読むと、最初の3行で知らない言葉が3つ出てきます。

ここでは、順番だけを書きます。実際に1つ終わらせるところまでです。題材は「フォルダの中の写真ファイルの名前を、まとめて直す」にします。手でやると時間がかかって、しかも取りこぼしが出る作業です。

使い方は3段階しかない

  1. 開く(アプリを入れて、Codexを呼び出す)
  2. 見せる(どのフォルダの話なのかを教える)
  3. 頼む(日本語で、やってほしいことを1つ書く)

多くの解説が難しく見えるのは、1と2を飛ばして3の応用から始まっているからです。順番どおりに行けば、途中で迷子になりません。

1. 開く

CodexはChatGPTの中にあります。別のサービスを契約する必要はありません。パソコンにChatGPTのアプリを入れて、サイドバーからCodexを選びます。

無料のアカウントでも開けます。使える量に上限があるだけで、「合うかどうか確かめる」ところまでは、お金を払わずに届きます。

ここで黒い画面が出てくると思っている人が多いのですが、アプリから使う分には出ません。いつものChatGPTと同じ、白い画面です。

2. 見せる

次に「どこの話をしているのか」を教えます。パソコンの中には何万個もファイルがあるので、これを言わないとCodexは動けません。

やることは、作業したいフォルダを1つ指定するだけです。デスクトップに「れんしゅう」という名前のフォルダを作って、そこに写真を10枚ほど入れておきます。いきなり本物の仕事のフォルダを見せないでください。練習は、壊れて困らない場所でします。

ここが最初の関門です

多くの人がつまずくのは、実はCodexの操作ではありません。「そのフォルダが、パソコンのどこにあるか」を説明できないところです。

「デスクトップに置いた」は、パソコンから見ると「Cドライブの、ユーザーの、あなたの名前の、デスクトップの中」です。この住所の考え方が分かっていないと、この先ずっと同じところで止まります。逆に、ここさえ分かれば、あとは全部その応用です。

3. 頼む

そして、日本語で1行書きます。命令の書き方に決まりはありません。

このフォルダの中の写真ファイルの名前を、撮影日の順番に、001から始まる連番に変えてください。

これで動きます。英語も、記号も、専用の書き方も要りません。

実際に何が起きるか

打つと、Codexはまずフォルダの中を見に行きます。何枚あるか、どんな名前かを確認して、「こう変えます。よろしいですか」と聞いてきます。

ここが大事なところです。既定の設定では、あなたが許可を出すまで書きかえません。 勝手に進んで、気づいたらファイルが消えていた、ということが起きにくい作りになっています(許可を省く設定に自分で変えることもできます。練習の間は、既定のままにしておいてください)。

許可すると、10枚でも200枚でも、数十秒で終わります。そして「終わりました」ではなく、変えた後の一覧を見せてきます。合っていなければ、そのまま「3番目だけ違う」と伝えれば直します。

つまずいた時の逃げ方

起きること 何が原因か どうするか
フォルダが見つからないと言われる 場所の伝え方が違う フォルダを開いて、上のアドレス欄をそのままコピーして貼る
見当違いの返事が返る 何をしてほしいか1つに絞れていない 1回の依頼に1つだけ書く。2つ頼まない
途中で止まる 使える量の上限に当たった 数時間待つと戻る。追加請求はされない
何を打てばいいか分からない 題材が決まっていない 「毎月おなじ手順でやっている作業」を紙に1行書いてから開く

最後の行が、いちばん多い止まり方です。道具の使い方ではなく、何を渡すかが決まっていないと、開いても閉じて終わります。

この続きは、無料で読めます

ここに書いたことは、講座「文系のためのCodex」の序章と第1章で扱っている内容です。序章から第2章のはじめまで9回分を、登録なしで無料公開しています。動画もついています。

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ここまで来たら、次は何か

写真の名前を直せたなら、同じやり方で次のことができます。手順は変わりません。見せて、頼むだけです。

  • 請求書のフォルダから、金額だけを抜き出して表にする
  • 毎月おなじ形の資料を、数字を差し替えて作り直す
  • 集計した結果を、毎朝スマホに1通送る

3つ目まで来ると、あなたが触っていない時間にも仕事が進みます。ここが、この道具の本当の使いどころです。

続きは講座で。いま先行モニターを募集しています

「文系のためのCodex」は、ファイルとフォルダの話から始めて、最後はパソコンを閉じていても毎朝LINEに集計が届く仕組みを自分の手元に残すところまで、順番どおりに進む講座です。開発者のように黒い画面に命令を打つことは、一度もありません。

画面写真も手順も全部Windowsで作ってあります。Macでも同じことはできますが、画面が違うため補足での案内になり、ご質問への対応はWindowsのみです。1日20分・2週間が目安です。

先行モニター 4,980円(正価 12,800円)先着10名・2026年9月30日まで

そのかわり、進んだところで「役に立ったところ」を一言だけ返信してください。お名前は伏せて講座サイトに載せます。

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この記事のまとめ
  • 使い方は「開く・見せる・頼む」の3段階だけ
  • アプリから使う分には黒い画面は出ない。白い画面で日本語を打つ
  • 最初の関門は操作ではなく「フォルダの場所を説明できるか」
  • 既定の設定では、書きかえる前に許可を聞いてくる
  • 練習は、壊れて困らないフォルダで行う
  • 止まる原因の多くは「何を頼むか決まっていない」こと

この記事は、講座「文系のためのCodex」をつくっている LiK が書いています。人に教える仕事26年。プログラムを書かずに、毎朝の集計をAIに任せています。金額は 2026年8月29日 に日本語の公式料金ページで確認したものです(記事の公開は 2026年9月7日)。最新の内容は各社の公式ページでお確かめください。

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